とりあえず
公式サイトへリンク。巷ではあんまりいい印象じゃないみたいだけどねえ。
あ、Fの話は無いです。
「ハンター」以外の立場からのモンハン世界の描写というのは、今までに試みられていないわけではなかったとは思うが、予算も権限も限られているのか残念なケースが多かった(直近だと『メゼポルタ開拓記』とか)。しかし今回は辻本のぼっちゃん自らが関わるからそれなりに期待できるはずだ。
シリーズファンなら周知のように、「竜操術」というキーワードは無印から存在しているが、今まで深く顧みられてこなかった。そんな中で、モンスターに騎乗して戦うというコンセプト映像を発表したのは素直に好意を表したい。
プレイヤーキャラが子供というのが引っかかるかも知れないが、ここで
イラストレーションズ1巻を紐解いていただきたい。165ページに掲載された没資料では、「鳥蟲」と共に生きる部族が、詳細な設定やスケッチと共に紹介されている。それによると、モンスターに騎乗して探索するのは子供の役割なのである。現実においても、例えばモンゴル競馬では体重の軽い子供が騎手になるという。まして空を飛ぶモンスターに乗るなら空気抵抗も減らせる。「モンスターライダー」が子供であるのは安易に対象層におもねった結果ではなく、設定上の正当性があるのである。
設定としてはハンターズギルドの影響化にない辺境、あるいは過去の時代ということになるのでは無いかと思う(パラレルワールドは安直過ぎるので個人的には避けて欲しい)。そうでなければ整合性が取れない。敢えて既存シリーズと同時代にすることで、いずれ発売されるであろう『5』の布石にするという手もあるかも知れないが。
なお、モンスターに騎乗するという発想を具現化したものとしては、ガレージキット化された「ランポスライダー」というのが過去に存在する。知らなければ検索して欲しい。素晴らしい完成品が拝めるはずだ。カプコンが公認したとはいえ一モデラーの創作に過ぎないものだが、そのデザインや発想にはシリーズファンなら心が震えるはず。トゥーン調のデフォルメとはいえ、ゲームとして操作できるものを用意してくれるのはとても嬉しい。
ゲームシステムがどうなるかももちろん感心の的である。今のところはジャンルがRPGとしか説明されていないが、広大なフィールドを陸・空(もしかしたら海も?)狭しとかけ回るのは単純に面白そう。等身スケールのモンスターが跋扈する陸上と空中をシームレスに移動できるゲームはあまり無い気がする。これで戦闘もシームレスだったら凄く面白そう。システムとしては本編ほどでは無いにせよ、多少のアクション要素は入ることになるだろうか。
RPGとはいうものの、小型モンスターをちまちま倒して経験値を稼ぐようなシステムは興醒め。もちろん大型モンスターを雑魚扱いで狩りまくるのも何か違う。レベリングにおいても、既存のRPGとは違う答えを用意してくれることも期待している。
以上、PVを見て思ったことを書き殴ってみた。いずれ新たな情報が公開されたらまた別の記事として。今回はあくまで第一印象である。
あ、アイルーはやっぱりきもちわるいと思いました。
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