無料期間中の感想まとめ。ほぼメインブログに書いた記事とほぼ同一。いわゆるMO系のネットワークゲームをプレイするのは今回が初めてだった。第一印象は「思ったよりマナーの良い人ばかり」ということ。自分と同じ初心者らしき人でも挨拶は必ずしていたし、アイテムを一方的に要求する人もいなかったし、失敗を罵る言動も無かった。
また、思っていたよりも淡々とプレイしている人ばかりだった。なりきりでキャラを演じる例も1人(有名な人らしい)見たのみ。無料期間中ということもあり、今のうちにがっつり稼いでおこうと思う人が多かったのだろうか。
「F」は、PS2版のモンスターハンター 2(以下「ドス」)のPC版として誕生しつつ、現状では「ドス」の設定を引きずりつつも独自の変化を遂げているようだ。例えば「報酬や買った物を直接ボックスに送る」「ボックス内調合」や「採取アイコン表示」のような機能が逆輸入されていたり、「アイテムセット登録」のような独自の便利機能もある。一方で手持ちアイテムは20枠と、同じく「ドス」がベースの「ポータブル2nd」より少ない。
フィールドで採取できるアイテムの種類が多く、精算アイテムのクエスト中納品ができない(これも「ポータブル2nd」では可能)ので、すぐに持ち物が一杯になってしまう。食材をフィールドで採取して弁当を作ってパーティに振る舞う、という生活感はちょっと楽しかったけど、一般アイテムと同じ枠で管理するのはちょっと煩雑。季節によって組み合わせが変わるのも、そこまでする必要あるのか?と。金さえ出せば自由に選べるPシリーズでの簡略化は悪くなかったと思う。
戦闘バランスはソロプレイが前提のPシリーズと比べると厳しめ。ただしモンスターからモンスターへの攻撃ダメージは多いような気がする。ボスの攻撃に巻き込まれた雑魚が簡単に死ぬ。リオレイアの突進で即死するランポスなんてPでは見なかったなぁ。
Pシリーズしかやったことの無い者としては、防具作成のハードルの高さに驚いた。防具は作成しても、素材を使って何段階か強化しないと真価を発揮しない。防御力だけでなく装飾品スロットもろくに空かない。上位の防具の直接生産も出来ず、下位から何段階もかけて強化してようやく派生できる。このため素材の必要量が膨大。下位素材の需要が常に存在すると言うことで、下位ハンターのクエストをサポートするモチベーションを高める措置かも知れないが、それにしても大変だ。各種キャンペーンをうまく使うのが近道か。
こちらのプレイ環境の問題か、フレームレートはかなり低く、接続ラグと思われる瞬間移動現象も何度か見た。また、本来は「元の色に赤みがかかる」演出が、「元の色と赤一色のちらつき」で表示されることもあった(→
参考画像)。半透過処理が出来ないためだろう。グラフィックボードを積んでいないのが原因と思われる。さらに時間帯によっては何度も回線落ちしたりもしたが、猟団の人々やその他のハンターさん達との協力もあって、ハンターランク33まで進むことができた。
あと、プレイヤー同士が直接顔をつきあわせるPシリーズと、顔も見えない相手と文字チャットのみでコミュニケーションするのとでは、同じ協力プレイでもゲーム性がかなり違うことに気付いた。ただでさえ忙しいアクションゲームなので、クエスト中の意思の伝達が難しい。それ故に立ち回りに非常に気を遣うようになる。また、Pシリーズだと無駄に思えたアイテム使用後の硬直なども、「チャットに文章を打ち込む時間」だと思えば納得のいく余白だ。今回のプレイではそれほど難易度の高いクエストには行っていないが、シビアな環境だとより実感することになりそう。
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